自分軸を作るために必要な【2つの要素】とは?

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ひろてぃ

こんにちは!
「夫婦問題カウンセラー」ひろてぃです!

今回はパートナーシップ(というか人生)に大切な

【自分軸】を作るために必要な要素についてお話をします。

この記事を読むことで、自分軸のことがより良く理解でき、
「どういう風に頑張っていけばパートナーシップが改善されていくんだろう?」
という不安が改善されていきますよ。

サイト管理人
ひろてぃ

両親の不仲。自身の離婚、再婚で得た経験を通して、夫婦問題カウンセラーとして活動。

「子どもに幸せな姿を見せられる夫婦を増やす」をモットーに武闘派妻が幸せになることをサポートしている。

instagramフォロワー20,000人以上。R4.公認心理士取得。精神科病院にて10年以上心の病を持つ方と関わる。

目次

自分軸に必要な2つの要素

自分軸を作るために、必須な要素。

それは自分の心の癖(心の動き)を知ること。
そして、心の成熟性が大切になってきます。

それぞれ説明していきますね。

心の癖を知るとは

私たちの周りの物質世界は、意味を持っていません。

例えば、青い空が目の前に広がっていた時。その青い空には何の意味もないのです。

ただ、青い空を見た私たちは色々な解釈をしたり、感情が湧いてきたりしますよね。

爽やかだなぁって思うのか。
寂しいなぁって思うのか。
ムカつくなぁって思うのか。

それはその人の現状や心の癖が大きく関係してくるんです。

そしてこれは夫婦関係でも漏れなく関わってきます。

旦那さんの行動を見て、

「もっと手伝ってくれたらいいのに!」「なんでこんなことも気付かないわけ?」と思うのか、
「いつもありがたいな」「連日遅くまで仕事で疲れてるんだろうな」
と思うのか。

旦那さんの行動自体は意味を持たず、

自分の心がその行動を見て意味付けをしている、というわけなんです。

そして

どうして私はそういう意味付けをするのか

ここを客観的に知っておかないと、自分自身のコントロールが難しくなります。

なぜなら、人は自分という乗り物に乗っているから、です。

自分という乗り物とは

あなたはジェットコースターに乗ったことはありますか?

スピードが早く、高低差も激しく、「わー!きゃー!」と感情があふれ、いつの間にかゴールにたどり着き、
着いた頃には呆然としている、なんて経験はないでしょうか?

感情に飲まれている時は、そのジェットコースターに乗っているものと思ってください。

自分でもよく分からないまま心が乱れ、どんなコースだったかも覚えていないまま、ゴールにたどり着く。

そんな感じです。

でも、これがあらかじめコースが分かっている状態だったらどうでしょうか?

事前に心の準備ができるし、自分に余裕が出てきますよね。

怖かったはずのジェットコースターも怖くなくなり、
別のことを考える余裕が出来たり、何かトラブルがあっても冷静に対処できるようになっていくわけです。

ひろてぃ

それはアトラクションとして成り立たない!って意見は横に置いといてね

ですので、自分自身の心の癖や価値観を知っておくことで、
「自分はこういう人間なんだ」ということが客観的に分かる。

だからこそ自分軸を作りやすくなる、というわけなんです。

心の癖を知るには

心の癖を知るには、やはり「心理学」を学ぶことが一番手っ取り早いと思います。

どうして怒りが出てくるのか。この重たい気持ちはなんなのか。どうしてこの瞬間に、自分はそういう風に感じるのか。
そういったことを主体的に学んでいくことで、自分のことを知って、乗り物をコントロールしやすくなります。

当ブログでも、心理学を中心に発信しておりますので、参考にしてくださいね。

心の成熟性とは

成熟性とは、大人の視点を持つ、ということです。

  • 相手の立場に立って考える
  • 利他の精神を持つ
  • でも自分も大切に出来ている
  • 愛の視点を持つ

これらが大人の視点だと、僕は考えています。

例えば、パートナーから酷い言葉を言われた時。
成熟性が足りていないと

「あんなことを言うあいつが悪い」
「あいつのせいで私は不幸だ」

そういった思いが出てきやすくなります。

もちろん、夫婦である以上、こういった思いは少なからず出てくるものです。

ただ、その状態がずっと続くと、自分自身が負の感情から抜け出せず、人生が好転しません。
相手が変化しなければ幸せになれない、という視点では、あなたの人生はずっと不幸のままになってしまうんです。

ですので、そこから

「どうしてああいう言い方をしてしまっているんだろう?」
「自分は何が出来るだろう?」

それを考えた上で、その人とどう付き合うかを考える。
自分を犠牲にしない選択を取れる。

それが「成熟した視点」と言えます。

この視点を持つのは、非常に難しいことです。
酷いことをされたのであれば、持てずにいても無理はありません。

ただ、「成熟した視点」は長い時間をかけて作っていくものですので、今できていないからと言って、
自分を否定する必要はありません。

まずは、傷付いた心を癒して、未来に向かって歩みだせる土台を作ることが大切なんです。
それを忘れずにいてください。

成熟性は、自分の親との関係が影響している?

少し余談になりますが、大人の視点を持つためには、自分の親との関係を振り返る必要がある人もいます。

というのも、

「自分の親に十分に甘えられなかった」「もっと理解してほしかった」

そういった感情が強く残っていると、感情的に「まだ子どもでいたい」という気持ちが強く出てきます。

そうすると、パートナーシップにおいても「子どもでいたい」という感情が現れ、
大人の視点を持ちにくくなっていくんですね。

ですので、もしあなたが親に甘えられない環境だった場合は、
その時の心の傷(インナーチャイルド)を癒していくことも必要になってくるかもしれません。

まとめ

  • 自分軸を作るには、「心の癖を知ること×成熟性」
  • 心の癖を知ること=自分という乗り物をコントロールできるようになること
  • 成熟性とは、大人の視点を持てるようになること

夫婦関係において、自分軸はとても重要です。

自分軸が欠けてしまうと相手に依存しやすくなり、
自分自身がずっと満たされないような感情に陥ります。

また、パートナーも居心地悪く感じて、あなたと距離をとったり、離婚宣告などの問題も起きやすくなります。

ですので、ぜひ自分のことを知ろうとしたり、成熟性を意識して過ごしてみてくださいね。

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