ひろてぃこんにちは！
「夫婦問題カウンセラー」ひろてぃです！
- 結婚してから借金が発覚した！
- 結婚前は優しかったのに、結婚後暴力を振るうようになった。
- なんか陰がある男性が昔から好きだった。
- 夫の共感が全くなく、血の色が青なんじゃないか疑ってしまう（ロックマン的旦那）
など、問題ありの旦那さんの被害報告が後をたちません笑
「私って男運ねぇわ〜」
と嘆いている女性も多いと思います。
ただ、実はそういう旦那さん、もしくはそういう要素を隠し持っていた旦那さんを、
無意識に自分が選んでいるとしたら？
今日はそんなお話をしていきたいと思います。
両親の不仲。自身の離婚、再婚で得た経験を通して、夫婦問題カウンセラーとして活動。
「子どもに幸せな姿を見せられる夫婦を増やす」をモットーに武闘派妻が幸せになることをサポートしている。
instagramフォロワー20,000人以上。R4.公認心理士取得。精神科病院にて10年以上心の病を持つ方と関わる。
「自分は幸せになっちゃいけない」という心理が働いている
問題ありの旦那さんは、もちろんできれば選びたくないですよね。
でも、実はこれを無意識に選んでしまう人も多いんです。
その原因は
「自分は幸せにはなっていけない」という心理。
これを「罪悪感」と言います。
- 自分は何か役に立たないと存在してはいけない、と感じる
- 誰かの役に立つことが生きがいだった
- 親に抑圧されたり、否定されることが多かった
- 良い親、尊敬する親だけど期待に応えなきゃいけないという想いが強かった
- 自分の存在が毒のような感じがする
- 常に誰かに迷惑をかけているような感覚がある
- 自分だけが幸せになっちゃいけないような気がする
そんな感覚が罪悪感です。
（感じてない人ほど実は罪悪感が強い、という傾向もあります笑）
この罪悪感が強いとどうなるか、というと、
「そんな自分に相応しい環境」を用意します。
自分を犠牲にしてまで役に立てるような相手を選んだり、自分に負担をかけるような状況を選んだり。
例えば、仕事面で言えばハードワークな職場を選んだり、ワーカーホリックになったりします。
また、パートナーシップで言えばダメ夫やロックマン・野良猫男子。モラハラ・暴力、借金など、
問題を抱える男性を選んだり、引き寄せたりしてしまいやすいんですね。
または、そんな夫に嫌気がさして、不倫というもう一つの恋をしたりもします。
（不倫自体も幸せにはなれない恋愛なので、してしまいがちなんですよね）
ですのでもしかしたら、今の問題ありな夫を選んだ背景には、
あなたの罪悪感が原因となっている可能性があるかもしれないのです。
罪悪感は自立している人ほど大きい
どうしてそんな大きな罪悪感が生まれてきたのかというと、
自立してこなきゃいけない環境だった、というのが１つの大きな要因です。
自立をするには、罪悪感が原動力となるんですよね。
子どもの頃は親などの力を借りないと生きていけなかった。
そうすると「そのままの自分じゃいけないんだ」という罪悪感が生まれてきます。
ひろてぃ普段使う罪悪感の意味とは若干ズレるからピンとこないかもしれないけど
だからそこから成長して、自分自身でできることを増やしていく。
周りに与えることで、自分の存在意義を作っていこうとする。
それが「自立の時代」なんです。
どの人にもこの「自立の時代」は必ず訪れるものですが、
人によっては「自立し過ぎないと生きていけなかった」という人も出てくるんですよね。
そうすると、
- 誰かの役に立つことが私の生きがい！
- 犠牲をしてでも尽くしたくなる！
という気持ちが強くなっていきます。
だからこそ、その想いを満たすために「問題ありな男性」を見つけて、そこに溢れんばかりの愛情を注ごうとするわけです。
ただ、詳しくは触れませんが、自立の中には実は依存の心も隠れていますので、
相手の愛情に期待をしたり、取引の愛情を試してしまったりしちゃう、というわけなんです。
罪悪感は愛の裏返し
ここまで、あまり良くない印象を持つ「罪悪感」ですが、
実は罪悪感が強い人ほど愛情深い人とも言えます。
例えば、「旦那さんに対して今まで悪いことをしてしまった」とか「あの時ああ言っていれば」と後悔することってありますよね。
もしくは、子供に対しても「あんな叱り方をしてしまった」とかも感じたりしませんか？
でも、通りすがりのおじさんに挨拶をしなかったとしても、
「ああ〜挨拶できなかった！申し訳ない！」と思うことってほぼないですよね笑
つまり、相手をちゃんと愛したいからこそ、罪悪感を抱くというわけです。
愛したいけど、愛せない。そんな想いから罪悪感って強くなっていきます。
なので、逆説的にはなるんですが、
自立が強い（＝罪悪感が強い）人は本来は愛情の器がとんでもなくデカイ人なわけです。
ひろてぃおそらくしっくりこないですよね笑
でもね。
強く自立をしなきゃいけなかったということは、必然的に器の大きい人になるわけだし、
その器に見合った量の愛情を持っているはずなんですよね。
だから、罪悪感が強い・自立を強くしている人は「私は本当は愛情も強い人なんだな」って思っていただきたいわけなんです。
自分でこの人を選んでいたんだ、という解釈
自立している人は愛情深いというお話をしました。
では、その強い愛情の行き場がどこにいくのか？
ひろてぃもうお分かりですかね？笑
愛情を注ぎやすい人を見つけて、注ごうとするわけです。
それがダメンズだったり、問題のある人だったり、ロックマンだったりするわけですね。
そして、結婚して子どもが出来ると、
今度は子どもに愛情を全振りし、パートナーは寂しい思いをしてひねくれる、
という図式が見事に出来上がるわけです笑
ですので、あなたが問題のあるパートナーに悩んでいるのであれば。
まずはあなたの「罪悪感」をなんとかしないといけないんですよね。
そうしないと、根本から問題は解決せず、同じような問題が繰り返されるわけです。
その罪悪感をどう癒していくかは、またの機会になりますが、
ぜひ今回のことは覚えておいてくださいね。
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