【Q＆A】関係修復を望んでいるのに、嫌味を言ってしまい優しくなれない

今回はMさんからご相談をいただきました！

初めまして。
今心がぐちゃぐちゃでたどり着いたヒロティさんの言葉に少しづつ心が癒されています。

今年一年喧嘩ばかりでお互い疲れ果てました。
元はと言えば旦那の借金問題や浮気未遂。
一月から始まり、12月まで。

喧嘩をするたびに怒鳴りあうようになりました。
傷つける言葉もぶつけました。
でも時間が経ってからまた何度も落ち着いて話し合いをして、それでも一緒にやっていこうとお互い頑張っていました。

許したはずなのに
チクチク意地悪な言葉がたまに出てしまったり、彼の行動が気になって、自分自身も自己嫌悪に陥って。

彼のことが大好きで離れたく無いのに
そんな行動をとってしまうのはなんでなんだろうとヒロティさんの言葉で
「あ〜わたしは彼に依存してたんだ」と思いました。

どんなにもう忘れた！何も無かったことにする！って思ってても

おそらくわたしの心の根底に裏切られた悲しさや、苦しみ、ショックなどが残っている事を知りました。
わたしは彼とこれからもずっと一緒にいたいし、大切にしたい。愛してるし、彼からの愛も感じてます。

されたことはムカつくけど、私もそれによって彼を傷つける事も言ってた事も事実。

優しくなりたい。何も無かった頃のように戻りたい。その根底にあるものから解放されたいです。

わたしはどのようなことを心がけるべきでしょうか？私はずっと変わりたいと思っています。

年末のお忙しい中、長々と申し訳ありません🥲よろしくお願いします🥺

旦那さんへの愛情がひしひしと伝わってきます。とっても彼のことが大好きで、でも上手く自分をコントロールできなくて。

歯痒さを感じてらっしゃると思います。

逆を言うと、それほどMさんは愛のエネルギーが強くて、情熱的な人ということなんです。

情熱的な人は自分のエネルギーに振り回されやすかったりもしますが、一つコツを掴めば一気に関係修復！なんてことも珍しくありません。

されたことはムカつくけど、私もそれによって彼を傷つける事も言ってた事も事実。

こんな風に自分を振り返られているのが素晴らしいと思います。努力して、たくさん自分と向き合ってこられたんじゃないでしょうか？

そんな頑張り屋なMさんですが、いつの間にか自分責めをしている、というところも一つポイントかもしれません。

僕の回答が参考になれば幸いです。

変革初期は自分責めをしやすい

Mさんの文面を見ていると、

されたことはムカつくけど、私もそれによって彼を傷つける事も言ってた事も事実。
優しくなりたい。何も無かった頃のように戻りたい。その根底にあるものから解放されたいです。

と言うように、「こうなりたい」という希望などは書かれているんですが、「自分に優しくなることはできているのかな？」という部分が少し気になりました。

というのも、「こうなりたい！」が強い方というのは、現状とのギャップを強く感じ「今のままじゃダメだ！」とか、何か上手くいかなかった時に、自分に対して「だからダメなんだよ！バカ！」など無意識に自分責めをしまくちゃってることが多いんです。

「自分には価値がないと感じる」ことを無価値観、
「自分は罰せられる存在だ、と感じる」ことを罪悪感と言います。それに近い感覚を持たれているのではないでしょうか？

特に今って「依存している自分はダメなんだ」と、変革しようとしていますよね。

多くの変革初期というのは、目標が見えた分、ギャップを強く感じて“自分責め”をしやすくなるのが特徴でもあるんです。

Mさんの場合はいかがでしょうか？無意識に自分責めなどはやっていませんか？（それが習慣付いて、自分で気づけていない場合もあります）

自分を愛する

ですので、

もし自分責めをやっている時は、まず「自分を愛する」ことに意識を向けることをオススメします。

具体的には

• 旦那さん以外の人に与える・受け取るを意識する
• 自分へのご褒美を忘れない
• その日一日あった良いことを記す

です。

旦那さん以外の人に与える・受け取るを意識する

今旦那さんとの関係は、素直に愛を受け取ったり与えたりが難しい状態なのかな、と思います。

ですので、それ以外の人間関係で「自分は愛を上手に与えられるんだ。愛を受け取っていいんだ」という成功体験を作っていきましょう。

まずは自分の与えていることに目を向けます。

新たに大きなものを与えようとしなくてもいいんです。今までMさんが与えてきたもの（無償のもの）を再発見しましょう。

例えば、

• 誰かのためにドアを開けといてあげた
• 仕事でメモを置いておいた
• 挨拶をした

これらって、相手に期待して何かをした、というより「自分が良かれと思ってした」ことですよね。

そういう期待、犠牲じゃない愛を与えていること。普段の自分の行動の中で、「無償に与えていること」に目を向けと良いかなと思います。（もちろん100%無償じゃなくて構いません。50%くらい無償が入っていれば万々歳です）

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そして受け取ることも意識しましょう。

自分が与えている些細なことに気付けるようになっていくと、誰かから与えられてる些細なことにも気付けるようになっていきます。

それをただただ「ありがとう♡」と受け取るだけ。疑りなどをせず、素直にありがとうを言うだけでいいんです。

武闘派な人ほど、この「素直に受け取る」というのが苦手だったりします。

なぜなら、今まで「誰かの助けを借りちゃダメだ」「一人で何もできない自分は価値がない」と自立してきたから。

誰かからの愛を受け取るということに抵抗が出たりするんですよね。

また、自分は依存、なんて思っていても、実はめっちゃ自立していたパターンってあります。

Mさんはいかがでしょうか？

怒り・悲しみを吐き出す

旦那さんとの関係を再構築していくにあたって、まずはMさんの中の、怒りや悲しみを出していくことが大切かもしれません。

許したはずなのに
チクチク意地悪な言葉がたまに出てしまったり、彼の行動が気になって、自分自身も自己嫌悪に陥って。

というように、許したい気持ちと責めたい気持ちが綱引き状態になっているんだと思われます。

きっとまだ心の中に怒りが溜まっている状態なのかもしれませんね。

その怒りが再構築する時の支障になっている場合は、その都度吐き出しましょう。

オススメの方法は、

• 怒り・悲しみの罵詈雑言をノートに書く
• 運動する

などエネルギーを発散させる方法が良いです。人によっては、「黙々と家事をしまくる」という方もいます。

これは、今だけじゃなく再構築が進んでいった時にも覚えておいて欲しいことです。

なぜなら、ある程度関係の修復が進んでくると、気が抜けて相手にイライラしやすくなる、ということもあるからです。そんな時に我慢をしていたら関係が元通りになってしまうので、ぜひ覚えておいてください。

フラッシュバックのように、嫌な思い出が出てしまう時は、試してみてくださいね。

関係構築を望むのは自分。相手には期待をなるべく期待を持たない

修復していく上で大切なマインドの一つに「『修復したいのは自分』という思いに責任を持つ」があります。これは、「一緒にやっていく」と決めた関係であってもこの心持ちは必要です。

なぜなら、ふとすれ違った時に「あなたも一緒にやり直すって決めたじゃん！」と依存心が出てきてしまうから。

依存心が出ると、責めたくなったり、嫌味を言ってしまったりするし、その後自己嫌悪という負のループにハマってしまいます。

そうすると自分が辛いんですよね。

ですので、「自分がやりたいからやっている」「この人を愛したいから頑張る」というマインドがとても重要になってきます。

目標を「修復」だけじゃなく、「自分が魅力的になる」にする

ただ、自分のマインドに責任を持つと言っても、「修復」を目指すだけでは、旦那さんの言動に一喜一憂しやすくなると思うんです。

なので、この問題はMさんが魅力的な女性になるために起きているんだ、という風に解釈してみるのはいかがでしょうか？

腕の良い外科医は失敗する

という格言があります。

これは、腕の良い外科医のところには、難しい症例ばかりが集まるから失敗はするんですね。

ただこれって、彼に外科医の才能があるから、なんですよね。

問題にフォーカスしていると、「失敗ばかりしている俺って」と自己嫌悪してしまいます。でもその先の「才能」にフォーカスしていれば「腕が良いから難しい症例が集まってきてるんだよな」という風になります。

何が言いたかったのかというと、Mさんはこの問題を通して、新たな才能・魅力を開花できる、ということです。

• 感情コントロールが上手になる
• 伝え方が上手になる
• 女性らしさがより身に付く
• 笑顔を大切にできるようになった
• フェミニンなオーラが出てくる

大きな問題であるほど、自分の魅力を開花させる糧になるんです。

Mさんが魅力的に感じる女性って、どんな要素を持ってますか？どんな人ですか？その人がMさんと同じような問題にぶち当たった時。どんな風に対処されてると思いますか？

旦那さんとの修復だけにフォーカスするよりも、せっかくだから魅力的な女性になることを目指してみましょう。そうすれば、自ずと旦那さんもMさんに魅力を感じ、関係が修復されていくということも起きてきます。

ぜひ、自分にとって魅力的な女性ってなんだろう？を考えて、紙に書き出してみてくださいね。

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関係の修復は、一人で進めていくには難しいこともたくさんあります。そんな時は無料セッションを検討してみてくださいね。

それでは！ありがとうございました！

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